2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お知らせ

明後日からしばらく更新やメールチェックなどができなくなります。ご了承ください。

『ミステリマガジン』2004.4号【特集:ホームズ150回目の誕生日】 ミステリマガジン久しぶりのホームズ特集。前回の特集の後に新しく刊行されたホームズ関連本の総まとめと、今後の刊行予定が非常にありがたい。来年はいろいろとホームズ関連本が出るようだ…

C・エクスブラヤ(藤田真利子訳)『キャンティとコカコーラ』現代教養文庫(100円) 正直状態は良くないが、ともかくエクスブラヤを入手。

喜国雅彦+国樹由香『この花はわたしです。(3)』サンデーGXコミックス はやみねかおる(原作)/やまさきもへじ(漫画)『少年探偵虹北恭助の冒険 高校編』講談社 漫画を2冊。 喜国・国樹夫婦のこのシリーズは完結したのね。「少女漫画タッチの国樹さ…

あまり漫画は読まないが

「あるある探検隊!あるある探検隊!」がもう頭から離れない。一発ギャグだけで舞台を引っ張ろうとする芸人は本当はあまり好きではないのだが。

めざせミステリ三冠王!ふたたび

賞の話題を聞いて、かなり昔にこのページでネタにした「ミステリ三冠王」のネタを思い出した。 ミステリ作家が関係してくる大きな文学賞となると、江戸川乱歩賞に日本推理作家協会賞、そして直木賞の3つになるだろう。この三賞、プロ野球で言えば新人王・首…

今日は賞尽くし

芥川賞2作を載せた『文藝春秋』が増刷で100万部にというニュースを聞いて、まるで戦前の『キング』みたいな売り上げだなあと思ったが、日本雑誌協会の発行部数データを見ると、『文藝春秋』の2002年の平均発行部数は63.5万部だという。売り上げが数倍になっ…

私って、言葉遣いがルーズな人間じゃないですか

蒼月夜行@黒猫荘の話題にこちらで反応。「この間、綾辻の新刊が出たじゃないですか*1。俺ってミステリ好きな人間じゃないですか。だからすぐに本屋に行ったんスよ」という「〜じゃないですか」語尾の話。ことのほか叩かれるのは後ろの例のように、自分のこ…

インドリーグでの大量スコアに八百長の疑い?

ラグビーじゃないんだから、こんなスコアなんて八百長以外の何者でもないだろうに。それともインドリーグだと、得点が二ケタというのはざらなんだろうか。 2シーズン前の「疑惑のスコア」も笑える。だいたい1ゴールにつき50秒弱って……。シュート練習じゃな…

雅楽ものや今泉文吾シリーズではなかったはず

『歌舞伎への招待』を読んでふと思い出したこと。 安珍清姫伝説を素材にした「娘道成寺」という演目では、舞台に吊られている大道具の鐘の中に役者が入るシーンがある。で、舞台で役者がこの鐘の中に入った後、鐘を吊り上げると中にいた役者が死んでいた、と…

 戸板康二『歌舞伎への招待』岩波現代文庫(ISBN:4006020805)

こちらは初心者向けの歌舞伎解説書。『季刊BOOKISH』で復刊を知ってあわてて買った。50年以上前に刊行されたものでありながら、戸板康二らしい簡にして要を得た文章で読みやすい。歌舞伎の知識がないので中村雅楽ものを十分に楽しめず残念な思いをしている人…

 北村薫『詩歌の待ち伏せ(上・下)』文藝春秋(ISBN:4163586202)(ISBN:4163653600)

取り上げた詩の魅力を丁寧にすくい上げて解説するところは、幅広く文学に触れているとともに元国語教師である北村薫の面目躍如。「れ」の詩は同じく『VOW』で読んだ時にただネタとして笑ってしまったので、改めてその味わいを解説されて己の不明を恥じるばか…

全国ごく一部の、友達のあまりいないリスナーのために!

貴重な貴重な音源をいただき感謝感激。パーパパ、パヤパパ、パラッパー♪

鮎川哲也(編)『トラベル・ミステリー3 殺しのダイヤグラム』徳間文庫(100円) R・クーヴァー(越川芳明訳)『ユニヴァーサル野球協会』新潮文庫(200円) T・ケンリック(上田公子訳)『スカイジャック』角川文庫(200円) A・バークリー(狩野一郎訳…

これも謎解きの楽しみ

最近、宅配便などのトラックの前面に「昼間点灯中」というステッカーが張ってあるのをよく見かける。そのステッカーの中に、「昼間点灯中」の文字を鏡文字で裏返しに書いてあるものがかなりある。トラックの装飾みたいなものかとも思ったが、運送会社のトラ…

曲亭馬琴(白井喬二訳)『現代語訳 南総里見八犬伝(上・下)』河出文庫 M・ディブディン(日暮雅通訳)『シャーロック・ホームズ対切り裂きジャック』河出文庫 久しぶりの長編ホームズ・パロディの翻訳ではないだろうか。さらに言えば、原書房のアンソロジ…

くたばれ健康法?

昨日受けた健康診断の結果を今日取りに行った。大病院ではなく家の近くの内科で受診したのだが、「大規模な健康診断にも対応します」という所を選んだのが良かったのか、予想以上に早かった。 実はけっこう結果が心配だった。大学に入る時の血液検査でコレス…

イベントは今日ですべて終了。あとは残り一月半を楽しむまで。それでもやることはいろいろとあるのだけど。

イッツ・ア・トカジ・ワールド

こいつは正真正銘の「激安野郎」としか言いようがない。

書棚が空になる

MYSCON5申し込みました。

室積光(原作)・猪熊しのぶ(作画)『都立水商!(1〜2)』小学館YSコミックス(ISBN:4091531016)(ISBN:4091531024)

というわけで早速読了。「水商売専門の公立高校」という最高の設定をきっちり絵で再現しつつ、教育のあり方の話になると妙に説教臭くなるという原作の欠点をうまくカバーしている。原作が手元に無いので分からないが、もしかしたらオリジナルのストーリーを…

ミステリー文学資料館(編)『甦る推理雑誌4 「妖奇」傑作選』光文社文庫(400円) 室積光(原作)・猪熊しのぶ(作画)『都立水商!(1)』小学館YSコミックス(300円) 室積光(原作)・猪熊しのぶ(作画)『都立水商!(2)』小学館YSコミックス(350…

漫画化の成功例?

MYSCON5行きます。申し込みはちょっと後になるけど。

大岡昇平(編)『ミステリーの仕掛け』社会思想社(800円) C・ブランド『ハイヒールの死』ハヤカワ文庫(400円)

掲示板が多すぎる

現在うちのページには、掲示板2つとここのコメント欄の都合3カ所「書き込みできる場所」がある。さすがに3つもあると、どこに書き込んでいいのか困るという方もいるかもしれない。個人的には、 この日記の内容についての短いツッコミ → コメント欄 ミステ…

これも「日常の謎」?

「葬儀の仕事欲しかった」 福島、おば殺害の男供述 こういう動機の殺人の話は、佐野洋か阿刀田高がネタにしていそうな、していなさそうな。いずれにせよ、「事実は小説よりも奇なり」という好例がまた一つ。

 珍しい書評誌なぞ

神保町に出て、初めて書肆アクセスに入って買ってきたのが『季刊BOOKISH』6号(ISBN:4894920484)。「[書評]のメルマガ」で紹介されたのを見て買ったお目当ては、特集の「戸板康二への招待」。 日下三蔵が戸板康二のミステリ作品の紹介をしているが、これは…

書物の楽しみ

「ジャンクSPORTS」に出ていた阪神・下柳のVサインになんか和む。ヒーローインタビューも辞退してしまうほどなのにテレビに出ていたのは、親友でセコンドにも入ったことがある桜庭和志が出ていたからかな。あ、ユニフォームじゃなくて私服だからか*1。 *1:…

 村上貴史(構成・文)『ミステリアス・ジャム・セッション』早川書房(ISBN:4152085444)

『ミステリマガジン』に連載されているミステリ作家のインタビュー集だが、これがなかなか面白い。ミステリ読書歴や創作の方法を聞くあたりは他の作家インタビューでもよくやっているが、キーワードを設定して自作を語ってもらうというやり方が面白い。そし…

思考機械はご機嫌斜め

おとといあたりからFTP接続の調子が悪く、サポートの担当の方と何度かやり取りを繰り返していた。どうやらOSXのファイアーウォールが関係していたらしい。結果的にはFTPについていろいろ調べて少し詳しくなったのでそれはまあ良い。 そのちょっと前からMydoo…