2007-01-01から1年間の記事一覧
また長くなってしまい、気が付けば大晦日の朝方。来年はもう少し余裕が出てきて、こっちにもいろいろ書いていけるといいなと思う。どうぞ来年もよろしくお願いします。
なーんとなく急にドラクエがやりたくなったのが今年の秋口。私のドラクエ経験はIVの4章で泊まっていたので、中古屋でPS2リメイク版のVを購入。 ……これまでファミコンの2Dしか知らない人間が、あのPS2のグラフィックを見ればちょっとしたカルチャーショック…
世間的には「鉄っちゃん」「鉄子」という言葉がだいぶ普及した今年。実は4回も列車紀行をやっていた。 新春東北阿房列車(1月):青森から五能線をぐるっと回り、日本海に沿って一気に金沢まで下り、さらに若狭湾を経て舞鶴まで出てから京都経由で帰京とい…
ネット界隈の書評サイトで、スニーカー文庫の『涼宮ハルヒの憂鬱』が評判になっていたのは数年前。ラノベには昔ほど興味がなくなっていた当時の私は完全にスルーしていた。 で、去年はアニメ化されてまたまた大いに話題になり、今年の半ばぐらいにレンタルビ…
雅楽全集とほぼ同じタイミングで刊行された創元SF文庫版銀英伝。遅ればせながらハマった。 厨房時代に周りに何人か銀英伝を読んでいたヤツがいたし、私自身も『アルスラーン戦記』を読んでハマっていたのだが、SFよりも歴史物に関心のあった私はなんとなく銀…
2月に刊行開始の戸板康二「中村雅楽探偵全集」も、11月の第5巻『松風の記憶』で無事完結。途中、隔月ペースの刊行が途切れて1ヶ月余計に間が空いた時はヒヤリとしたが、無事年内に完結。 第五巻に収録されている二長編のうち、『第三の演出者』を残して一通…
最後の最後まで仕事をし、それでも年始からすぐに着手しなければならない宿題を相当量残し、年末年始休みに突入するも昼まで寝ていたり「すべらない話」を見ていたりと、ほとんどダラダラとしていて大掃除は原則年始持ち越し。 はてダの方も、トップに表示さ…
打って変わって今度はビジネス書を。ミステリ以上にこういう本が目に付くようになって久しいなあ。 アービンジャー・インスティチュート(門田美鈴訳)『2日で人生が変わる「箱」の法則』祥伝社 大串亜由美『アサーティブ??「自己主張」の技術』PHP新書 松…
プロフィール欄に、昔のHPに載せていた「好きな作家」リストを転載。芦原すなおや米澤穂信を追加しようかなとも思ったが、最小限の修正にとどめる。しかしまあ、相変わらず独特な「好きな作家リスト」だと思うことしばし。「マニアックなチョイス」というの…
続いて最近刊行が続いているホームズ関連本。意外とミステリ系新刊情報サイトでも拾ってくれないホームズ関連本情報を集めるには、2chミス板のニセホームズスレが大変重宝する。 五十嵐貴久『シャーロック・ホームズと賢者の石』光文社カッパ・ノベルス 北原…
まずは旅先で買った本から。 森毅(著)・安野光雅(画)『新装版 すうがく博物誌』童話屋 金子みすゞ『金子みすゞ童謡集』ハルキ文庫 野村正樹『嫌なことがあったら鉄道に乗ろう』日経ビジネス人文庫 劉[丹彡]他(主編)『易捷漢語 実用会話』北京大学出版…
お久しぶりです。 修論を書いていた時以上に間が空いてしまった。mixiの方には内輪的なネタをちょこちょこ書いている一方、こちらの方にまとまった話を書けなくなってしまったのは、ひとえに今年度から猛烈に忙しくなってしまった上、ポジションが変わってて…
阿辻哲次『近くて遠い中国語』中公新書 石原千秋『百年前の私たち』講談社現代新書 伊藤健太郎『プロマネはなぜチームを壊すのか』日経BP社 井上真琴『図書館に訊け!』ちくま新書 NHK『迷宮美術館』製作チーム『迷宮美術館 第3集』河出書房新社 大橋悦夫・…
ひたすら忙しい毎日。かえすがえすもMYSCON8が……。
小野寺歩『カーリング魂。』小学館 岸良裕司『目標を突破する実践プロジェクトマネジメント』中経出版 児玉清『寝ても覚めても本の虫』新潮文庫 佐藤和歌子『間取りの手帖remix』ちくま文庫 室積光(原作)/猪熊しのぶ(作画)『都立水商!(15)』小学館YSコ…
7割ぐらい読んだ所でそのままになっている本が数冊ある。明日にでも「在庫処理」をしないとな。
めでたく刊行が開始された戸板康二の「中村雅楽探偵全集」。ようやく刊行に到ったことを喜びつつ、一抹の不安を覚えるのは、「読んでみたら大したことはなかった」と思われてしまうことである。 「いまや絶版となってしまった名作」についてはミステリ系日記…
MYSCON8、今年は仕事で行けなさそうです。無念……。
青木栄一『鉄道忌避伝説の謎−汽車が来た町、来なかった町』吉川弘文館 石上三登志『名探偵たちのユートピア』東京創元社 織田隼人『モテるコンサルティング戦略』PHP研究所 D・カー(井上一夫訳)『盲目の理髪師(新版)』創元推理文庫 菊池直恵/横見浩彦…
この1ヶ月、休日返上連日タクシーでやっていた仕事が昨日ようやく完了。 打ち上げということで豪華料理をみんなで食べ、飲みに繰り出すこともなく大人しく帰宅し、今日は夕方までこんこんと眠る。 とっぷりと日も暮れた夕方にのそのそと起き出し、家を出て…
ランス・バートンという、ラスベガスで自分の劇場を持っているほどのマジック界のスーパースターの動画。ここをのぞきに来てくれる方はこういうものにも興味があると思うので紹介。 前々からすごいすごいとは聞いていたが、改めて見ると、本当に、すごい。 …
既にあちこちで取り上げられているが、↓JR東日本 駅発車メロディメドレー。舞浜も恵比寿も蒲田も高田馬場もちゃんと収録している。 ニコニコ動画のツッコミ入りバージョンには有志鉄ヲタの曲名解説がついているが、コメントが多すぎて流れてしまうことがある…
本を紹介する場合、あらすじの説明よりも出だし数行を見せる方がより興味が湧く、という場合がある。あらすじ紹介をメインにした一般のガイドよりも、この本の方が私の読書欲をかき立ててくれた。 ジャック・フィニイの「愛の手紙」やP・D・ジェイムズ『女…
R・エメット(中井京子訳)『いまやろうと思ってたのに……』光文社知恵の森文庫 S・マコネル(久手堅憲之監修)『ソフトウェア見積り-人月の暗黙知を解き明かす』日経BPソフトプレス 見ての通り完全に仕事がらみ。1は時間管理術で2はシステム開発の見積も…
三連休は2日出勤、1日は家で仕事。
芦辺拓『明智小五郎対金田一耕助 名探偵博覧会II』創元推理文庫 小池滋『「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか』早川書房 中田亨『東大式ビジネス文章術』朝日新聞社 野矢茂樹(文)・植田真(絵)『はじめて考えるときのように--「わかる」ための哲…
刊行されたことを知らない人が多かったように思う。《ミミズクとオリーブ》シリーズ第3弾は、書く人が書けば陰惨で重い話にもなるような事件が続くものの、「ぼく」と「妻」と河田の掛け合いのおかげでむしろほのぼのさせられる。読んでいるだけでなんか和…
正調娯楽時代小説を書き続けている米村圭伍。娯楽に徹しつつ、今の読者にも楽しめるよう現代感覚を取り込んだこのスタイル、時代小説への間口を広げるのにうってつけの作品としてもっと評価されてもいいと思うんだけれどなあ。ラノベ好きな方、試しに一冊読…
ベスト3作は阿刀田高『お望み通りの死体』、清水義範『茶色い部屋の謎』、米澤穂信『Do you love me?』。「オチでニヤリ」というより「文体に漂うユーモア」という基準で選んだと思われるが、「この作家ならもうちょっとユーモア風味の強い作品が他にあった…
ホームズの「大空白時代」に新たなる展開を付け足した「ドールサイズ・ホームズ」の続巻にして完結巻。決してキワモノ路線に落とさなかったところは好感が持てるが、逆にこの設定を使った理由が曖昧になってしまったとも言えそう。せっかくの設定なのだから…