恵比寿の東京都写真美術館に「テレビゲームの展覧会 レベルＸ」を見に行ってきた。 いやー、懐かしい！ スーパーマリオブラザーズが出て一躍ファミコンが普及したのが小２の時。私の場合はファミコンを買ってもらったのがやや遅かったし、それほどたくさんの…

短編ミステリというのは極論を言えばどれも一発ネタだと思う。それを一発ネタと思わせないように演出を巧みに施すことができる人が「短編の名手」なのだろう。 さて、有栖川有栖はこと短編に関してはあまり評判がよろしくない。おそらくそれは、フェアプレイ…

節分の日に恵方を向いて太巻きを黙って食べる、という関西の風習を初めて知ったのは、柴田よしき『貴船菊の白』を読んだ時だった。その時は世の中には知らない習慣がいろいろとあるものだなあと思ったが、いつしか関東でもコンビニを中心に節分用の太巻きが…

村上貴史（構成・文）『ミステリアス・ジャム・セッション』早川書房 森奈津子『姫百合たちの放課後』フィールドワイ 安武わたる（原作・矢崎存美）『ぶたぶたの休日（１）』宙出版 ああっ、kashibaさんの書評（1/30分）につられて森奈津子を買ってしまった…

話題を集めた『萌える英単語・もえたん』はこちらによれば10万部を突破したらしい。そうしたら今度は腐女子向けボーイズ系英単語集『恋する英単語・こいたん』が出たそうだ。しかも、『もえたん』の版元はどちらかと言えばPC・無線・裏ネタ系に強い三才ブッ…