2003-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 景気対策としてのタイガース優勝

福井日銀総裁も竹中金融・経済財政担当相も阪神優勝の経済効果に期待とのコメント。塩爺こと塩川財務相はこの件に関してコメントはないようだが、大阪出身である以上おそらく阪神ファンであろう。うかつにアンチ阪神などといったら選挙民や後援会に総スカン…

鮎川哲也『サムソンの犯罪』創元推理文庫(ISBN:4488403093)

創元推理文庫版〈三番館〉シリーズ第2巻。「走れ俊平」がベストか。短編でアリバイ崩し物の本格、しかも安楽椅子探偵の趣向で、というのは案外難しいと思うのだが、このシリーズは佳作ぞろいで安定感を感じる。 気になったのが「走れ俊平」のマージャンのく…

赤川次郎『マリオネットの罠』文春文庫(ISBN:4167262010)

怪しげな洋館、謎の姉妹、地下室、無差別殺人、人里離れた療養所などなど。「そうそう、これがミステリーだよな!」とうなずかんばかりの虚構美の世界。ラストの緊迫感の演出はさすがであり、エンディングで明らかになるタイトルの秘密にうなる。赤川次郎を…

マジック!

マジック!タイガースにマジック!しかもオールスター前! いやいや。本当は○○の2文字を絶叫したいところなのだが、その言葉を口にした途端、呪いがかかって怒濤の30連敗とかやらかしそうなので黙っているというのがファンの気持ちなのだ。おそらく私が○○の…

禁句

『IN★POCKET』って、欲しい時に意外と見つからないものだ。

鮎川哲也『偽りの墳墓』角川文庫(150円) 石川喬司編『四次元の殺人 SFミステリー傑作選』光文社文庫(100円) E・W・ヒルディック(蕗沢忠枝訳)『マガーク探偵団14 悪魔vsマガーク+数学の天才』あかね書房(100円) 『偽りの墳墓』は屋根裏の散歩会@…

ダイアリーは改善されたけど、アンテナはまだちょっと重い

7/19の黒猫荘オフ@浜松には青春18きっぷを使って行って、そのまま鈍行の旅を続けようと思っていたが、18きっぷの利用開始日が7/20ということでちょっと悩む。大回り一筆書き切符×学割と、浜松まで学割+18きっぷとどっちが安いのか。無難に18きっぷかなあ。

 米村圭伍『錦絵双花伝』新潮社

『風流冷飯伝』『退屈姫君伝』(新潮文庫)に続いて三部作の締めになる。今回は前作から登場したくノ一のお仙を中心にストーリーが進む。が、滑稽本や人情本の雰囲気漂う前2作に対して、この作品は『南総里見八犬伝』を思い出させる。 江戸の町人たちの暮ら…

牛山隆信『もっと秘境駅へ行こう!』小学館文庫(ISBN:4094114122) 宝島編集部編『VОW15』宝島社(ISBN:4796634142) 『もっと〜』は『秘境駅へ行こう!』の第2弾。旅好き・鉄道好きの人にはぜひともおすすめの一冊。宮脇俊三ファンなら間違いなく楽しめるは…

最近深夜はアンテナもダイアリーも重い

先週の金曜日に買った本。ミステリではないけど。

一日遅れ

中日・立浪の2000本安打をテレビで見る。PLの先輩・清原が花束を手渡すのを見て、いいシーンだなあと素直に思った。 いつから四番を打ってたんだろう。パワーヒッターではないからあまり「四番」というイメージと結びつかないし、本当だったら三番を打つべき…

 見ている方でこの手のネタに反応できる方はどれぐらいいるのだろうか

主に聴く音楽はジャズなのだが、もっぱらビッグバンド専門、しかもつまみ食い的にいろんなバンドをちょこちょこ、という妙に偏った聴き方をしている。この辺は読書傾向と似ている。 今、なんとなくCDの山から引っ張り出したStan Kentonの“Kenton in Hi-Fi”を…

詰め過ぎは禁物

作り置き用に料理を大目に作ったはいいが、作りすぎたためタッパーを総動員して小さい冷蔵庫に無理やり突っ込む羽目に。時期が時期だけに早く食べてしまわないと。

 タイガースネタと言われればちと違うが

今日はゴールデン進出なった「トリビアの泉」第一回ということで、その前のナイター中継の中に番宣をしていた。その中でタモリ自ら紹介していたトリビア。 甲子園のラッキーセブンでおなじみのジェット風船。これを最初に応援で使ったのは、広島である。 へ…

錦通信の帰還?

市川尚吾さんが黒猫荘に入居。 雑誌『ミステリーズ!』の「本格ミステリ・フラッシュバック」のための情報交換が主な目的だそうだが、「最終的に原稿になるもの以外に、つれづれに文章を書いてみたい」とのことで、市川さんのミステリ論がまたネット上で読め…

 酒見賢一『語り手の事情』文藝春秋

スズキトモユさんのところで紹介されたのを見て読んでみた。酒見賢一を読むのは実は『後宮小説』(新潮文庫)以来。 ヴィクトリア朝時代のとある館に、処しがたい妄想を抱えてやってくる男たちのありさまを「語り手」が語る、というのが大筋のストーリー。各…

あちこち手は加えてまして

またまたテーマを変更。ひとまずはこれで落ち着くと思う。 このテーマを使ったうえで、段落の頭に字下げを入れるとか、引用部分をイタリックではなく通常の書体にするとか、微妙な修正は可能なのだろうか。詳しい方のフォローを求む。