原点回帰のミステリ・セレクション

先日さる所でいただいた本が、アガサ・クリスティゼロ時間へ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)』に松本清張ゼロの焦点 (新潮文庫)』、高木彬光ゼロの蜜月』というゼロ尽くしの趣向だった。ならばここに広瀬正マイナス・ゼロ (集英社文庫 141-A)』は入れたいね(SFだけど)とか、シンプルに我孫子武丸0の殺人 (講談社文庫)』があるよねとか、最近だと横山秀夫震度0』もあるよね、という話に広がった。
さてここで、この「ゼロ・セレクション」に入るべきミステリーが他にあるかどうか、皆さまのお知恵を拝借したい。「ゼロ」でも「0」でも「零」でも、読み方が厳密には「レイ」であってもいい。「007シリーズ」のような数字の並びの一部はなるべくパスで。「絶対零度」はかまわないが「零戦」はなしで。
コメント欄でもトラックバックでも何でもいいので、思いついたら早い者勝ちでどうぞ。