1. 天久聖一こどもの発想。「コロコロバカデミー」ベストセレクションアスペクト
  2. 松波成行・牛山隆信『酷道vs秘境駅イカロス出版
  3. 夏海公司なれる!SE電撃文庫
  4. 夏海公司なれる!SE2電撃文庫
  5. 夏海公司なれる!SE3電撃文庫
  6. 久納信之『ITIL V3実践の鉄則技術評論社

1はmixiニュース経由で知った本。こういうおバカ投稿ネタって大好き。しかも子どもだからなー。2は、『国道の謎』と『秘境駅へ行こう!』の著者の対談。道路ファンと鉄道ファンの接点やいかに。
まなめはうすで紹介されていたので買ってしまったのが3〜5。IT業界を題材にした読み物はいろいろあるし、ラノベテイストを持ったものもいくつかあるけど、さて、IT業界を真正面からラノベにするとどうなるんでしょうか。
6はお仕事。ITILv2版の前著が良著だったので購入。

桜庭一樹『GOSICKs III ゴシックエス・秋の花の思い出 (角川文庫)』角川文庫

短編集。歴史物安楽椅子探偵の趣向がいい。このシリーズ、魔法とかのファンタジーの世界に行くかと見せて、科学的な解決でリアルに引き戻し、しかしファンタジーとおぼしき事象を伏線で残すという感じで、「いったいここは非科学がアリなファンタジー世界なのか、それとも実はファンタジー無しのリアルな世界なのか?」という感覚のさじ加減がうまい。

中田亨『「事務ミス」をナメるな!』光文社新書

ヒューマンエラーの解決はどうしても「よく注意する」というだけで終わってしまう所、この本はそこから一歩踏み込んだ仕掛けの工夫が紹介されて、参考になる。プロセスを見直す時のチェックリストとして使うのが一番有効かと思われる。

西原理恵子『できるかな クアトロ』角川文庫

いややっぱりこれでこそサイバラだよ。映画化とかもあったので、泣ける方のサイバラに注目が集まっていた感はあるけど、丸く収まる気配がまるでないのが頼もしい。といいつつ、途中でふっと泣ける回想やエピソードを入れてくるのが卑怯(いい意味で)。