西原理恵子『できるかな クアトロ』角川文庫

いややっぱりこれでこそサイバラだよ。映画化とかもあったので、泣ける方のサイバラに注目が集まっていた感はあるけど、丸く収まる気配がまるでないのが頼もしい。といいつつ、途中でふっと泣ける回想やエピソードを入れてくるのが卑怯(いい意味で)。