WiLL (マンスリーウィル) 増刊 すぎやまこういち ワンダーランド 2011年 12月号 [雑誌]

たまたま本屋の店頭で見かけて手に取った一冊。「『WiLL』の増刊?」ということでちょっといぶかしみながら手にしたが、中身は非常に密度の濃い対談やインタビュー。ドラクエ好きならば絶対買うべき。
ドラクエのあのゲームミュージックに関するエピソードは今までもいくつか聞いたことはあるが、本人の生い立ちや作曲法やエピソードやドラクエに関する、すぎやまこういちの言葉をこれだけ集めたのは貴重。


堀井雄二中村光一ドラクエの「専属オケ」ともいうべき都響の皆さん、コメントを読めば文句無しのドラクエファンであることが一目瞭然の淡路恵子といった面々との対談に加え、ご本人の語る生い立ちと盛りだくさん。すぎやんご本人の言葉からもドラクエに対する思い入れが感じられ、楽しそうに語っているのが伝わってくる。その中でも、やはりその中で実際のBGMに言及されると、頭の中にメロディが流れて、「おおっ、分かる分かる!」と何だか嬉しくなってくる。
特に、都響の矢部さんが語っていた、「自分の葬式の時には、モーツァルトクラリネット協奏曲の第2楽章を流してほしいと常々言っていたけど、最近はもう一つ、DQ8の「神秘なる塔」(←塔で流れるBGM)が加わった」という言葉にものすごく同意。あれは聞くと涙が出そうになる一曲。

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ううむ、Wiiを買うか。故障中のPS2の替えを中古で買ってくるか。それとも最近出たらしいCD-BOXを買うか。