【新刊が出たら必ず買います】

加納朋子

うわあ、加納さんはすっかりご無沙汰になってしまったなあ。新刊の最後はミステリーランドの『ぐるぐる猿と歌う鳥』だったか。『少年少女飛行倶楽部』も『七人の敵がいる』もスルーしているんだよな。
ただ、加納さんの本は、初読の時にぴんとこなくても、それなりに年を食った後で読むと「分かる」ことが多いので、きっと手に取り続けると思う。
私的この一冊:『いちばん初めにあった海』(角川文庫)
これまた変わらない。個人的には、『スペース』も良かったけどね。

倉知淳

今年は新刊が二冊も出るという奇蹟が!!!
いやもうほんとお願いだから仕事してください。いつまでも新刊を待ちますから。「『新刊が出たら絶対買う!』と言うとダラけて仕事をしなくなる」ならば新刊を買いませんから!(何)
私的この一冊:『過ぎゆく風はみどり色』(創元推理文庫
鉄板。『星降り山荘の殺人』じゃないんですこっちなんです。

平石貴樹

検索してみると近刊は本業の米文学の専門書がメイン。だいぶ前に出た『スノーバウンド@札幌連続殺人』は買ったのだけど、「普通」だった記憶がある。ご専門の方が一区切りついたら、またミステリにも手を出してくれるだろうか。
私的この一冊:『だれもがポオを愛していた』(創元推理文庫
これまた変化なし。