【絶対無人島に本を持っていくつもりの作家】

コナン・ドイル

こちらは相変わらず。ホームズは私の原点。パスティーシュ/パロディや研究書はなんだかんだで買ってしまう。JSHC(日本シャーロック・ホームズ・クラブ)は結局まだ入っていないのだけども。
私的この一冊:『シャーロック・ホームズの冒険』(新潮文庫他)
やっぱりこれも変わらない。ちなみに、ここ数年のホームズ・パロディの中のお気に入りは、マンガだけど
新谷かおる『クリスティ・ハイテンション』。あまり話題に上らないけどおすすめ。

北村薫

今さらながら直木賞受賞バンザイ! アンソロジストとしてもいい選集を出していて、基本的に新刊を手に取るのは変わらない。
しかしながら、ミステリ色が薄くなってきているというのがちょっと悲しい。『街の灯』『玻璃の天』『鷺と雪』の三部作も、〈私〉シリーズに近いような遠いようなもどかしさを感じてしまうことに、ちょっと複雑な気持ちになる。
私的この一冊:『秋の花』(創元推理文庫
これも変わらないかな。

天藤真

創元の全集もおそらく再び品切れになっているであろう今、再び語られなくなりつつある作家だが、このまま埋もれさせてしまうのは惜しい,という気持ちは変わらない。
私的この一冊:『大誘拐』(創元推理文庫
これも鉄板。年に一回ぐらい、ふらっと読み直すんだよね。