その3:涼宮ハルヒの憂鬱

ネット界隈の書評サイトで、スニーカー文庫の『涼宮ハルヒの憂鬱』が評判になっていたのは数年前。ラノベには昔ほど興味がなくなっていた当時の私は完全にスルーしていた。
で、去年はアニメ化されてまたまた大いに話題になり、今年の半ばぐらいにレンタルビデオで一気鑑賞。ストーリー展開の斜め上さ加減がなかなか楽しく、これは盛り上がるのも当然と思った。
それからニコ動とかで関連する動画とかをあれこれ見ているうちに、だんだん原作が気になってきて、先日原作をどかっと揃えてしまった所ですよ。
キョンの長広舌も含めてアニメが原作を非常に忠実に再現していることに驚き、一方で映像ならではの効果でうまく原作に味付けをしていたんだなあと改めて感心。原作を読んでいると登場人物の会話がアニメ版の声で上書きされるのは仕方ないかと思うが、逆に原作からアニメに入っていたらどう思ったんだろう。
それと、「『毒入りチョコレート事件』的な」というセリフがさらっと入ってくるような、原作者のミステリマニアぶりにニヤリ。というか、「孤島症候群」はミステリ好きだからこそ書いた作品だろうね。
というわけで、今年放映予定のアニメ新シリーズはしっかり見てしまうんだろうな。
どうでもいい話。朝比奈みくるがどうもうちの会社の後輩の女の子といろんな意味でかぶってしまって仕方がない。もっとも、当の後輩はみくるちゃんのようなドジっ子ではなく、キャラ的には朝倉さんに近いのだが。