ミステリー文学資料館(編)『犯人は秘かに笑う ユーモアミステリー傑作選』光文社文庫

ベスト3作は阿刀田高『お望み通りの死体』、清水義範『茶色い部屋の謎』、米澤穂信『Do you love me?』。「オチでニヤリ」というより「文体に漂うユーモア」という基準で選んだと思われるが、「この作家ならもうちょっとユーモア風味の強い作品が他にあったような……?」という気がするのは何故。