1. 阿川弘之お早く御乗車願います』中公文庫
  2. 谷山亮治『ヤマハルーターで挑戦 企業ネットをじぶんで作ろう日経BP
  3. 多根清史阿部広樹箭本進一超クソゲー3太田出版

こんな本が復刊されたのかというのが1。当時は中央公論社の一編集者だった宮脇俊三が、同じく当時は戦争物で知られていた阿川弘之の鉄道趣味を見抜いて、初めてまとめた鉄道エッセイ。東海道新幹線がまだ開通していなくて、蒸気機関車がバリバリ走っていた頃の話。この本を、普通電車なのに時速100キロ以上でかっとばす、つくばエクスプレスの中で読むというのもまたをかし。

  1. 植村昌夫『シャーロック・ホームズの愉しみ方平凡社新書
  2. 伊藤隆行『伊藤Pのモヤモヤ仕事術集英社新書
  3. 末次由紀ちはやふる(14)講談社Be・Loveコミックス
  4. 林則行『「銅メダル英語」をめざせ!光文社新書

1.は、ASINデータベースの問題か、AmazonへのASINリンクがうまく飛ばないので、リンクは改めて。
本屋の店頭でタイトル買いした2は結構面白そう。<追記>
1.のASINリンクが飛ばせるようになったので修正。

  1. 大山くまお『名言力 人生を変えるためのすごい言葉ソフトバンク新書
  2. 宝島編集部(編)『VOW23』宝島社
  3. 竹下さくら『「保険に入ろうかな」と思ったときにまず読む本日本経済新聞出版社
  4. 渡辺温アンドロギュノスの裔創元推理文庫

なんだかんだで昔からずっと読み続けているVOW。ネットのネタ画像の中には、元はVOWに載っていたもの(それもかなり昔の)がけっこうある。逆に最近は「……これはコラじゃないのか?」というのも散見されるけど、ヘンなもののネタはいつまでたっても尽きませんなあ。
渡辺温のこの本は、「……よくぞ出版まで持ってこれましたね」というのが率直な感想。出版情勢がますます厳しくなって、「固定客」が見込める復刊ものもあまり見なくなってきたところなので。

  1. 有川浩別冊 図書館戦争II』角川文庫
  2. 有栖川有栖・安井俊夫『密室入門メディアファクトリー新書
  3. 井上純一中国嫁日記 一エンターブレイン
  4. べつやくれいばかスイーツアスペクト
  5. 山田風太郎戦中派焼け跡日記小学館文庫

どーでもいいネタながら変に勉強になったり笑えたりする記事が満載、みんな大好きデイリーポータルZでお馴染みのべつやくさん。あのジト目はなんかハマるという人は挙手。

  1. 越前敏弥『越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文』ディスカヴァー携書
  2. 喜国雅彦本棚探偵の生還双葉社
  3. デイビッド・セインビジネスで使ってはいけない英語100NTT出版
  4. 冨山和彦『挫折力PHPビジネス新書
  5. 矢崎存美ぶたぶたさん光文社文庫

ぶたぶたシリーズもなんだかんだ言ってほぼ年1回のペースで刊行され続けていて、喜ばしい限り。
喜国さんの古本エッセイの帯にある、「こんな時代に無謀な造本!!」に大笑い。値段も約3000円と大奮発だけど、これはハードカバーで買うべき一冊。そしてこれを入荷していた、10坪も無い広さだが品揃えがなかなかツボを突いている、近所の新刊書店の心意気を買う。