1. 有栖川有栖有栖川有栖の鉄道ミステリー旅光文社文庫
  2. 太田忠司もっとミステリなふたり 誰が疑問符を付けたか?幻冬舎文庫
  3. 小倉広『任せる技術―わかっているようでわかっていないチームリーダーのきほん日本経済新聞出版社
  4. 佳多山大地謎解き名作ミステリ講座講談社
  5. 加納朋子少年少女飛行倶楽部』文春文庫
  6. 北村薫鷺と雪』文春文庫
  7. 戸板康二丸本歌舞伎講談社文芸文庫
  8. 汀こるもの空を飛ぶための三つの動機 THANATOS講談社ノベルス
  9. 山科けいすけ『SENGOKU(上)/(下)新潮文庫
  10. すべてわかる仮想化大全2012日経BP

今月は文庫で買い込んだなあ。ハードカバー版を持っている本も多いけど。
1はアリスの鉄道エッセイ。すべてのきっかけが『時刻表2万キロ』というところに大いに共感。2のシリーズ、私は大好きなのだが、あまり話題に上がらないような気がするのはなぜだろう。ギャップ萌え炸裂(by解説の西澤保彦さん)のキャラもさることながら、けったいなシチュエーションを安楽椅子探偵でロジカルに解き明かすという、ミステリとしてクオリティの高いシリーズなのだが……。
5はハードカバーを買わないままでいた一冊。6は言わずと知れた直木賞受賞作。ベッキーさんシリーズ三作をちゃんと読み直すべきか。
9は知る人ぞ知る戦国ギャグ四コママンガなのだが、よもやの新潮文庫で再刊というのは、戦国マンガ(リアルもギャグも)の盛り上がりに乗ってなのだろうか……。

ところで4は、はてな上でのASINデータとの連携がきちんと取れていなくてリンクを貼れないもの。最近も別の本で同じような事象があったが、こういうのってどこかに報告した方がいいんだろうか。<追記>4のASINデータとの連携が直っていたので修正。