日本推理作家協会(編著)『ミステリーの書き方』幻冬舎

ボリュームはあるがなかなか面白い本だった。書き方のハウツーというよりは、「あ、こういうことを考えて、作家さんはミステリを書いているんだね」という、楽屋裏をのぞく面白さがあった。雑誌連載&企画開始当初から間があるせいか、アンケートに答えている作家さんの中に「あれ、この人最近は全然本が出てないよね?」という人がいるのはご愛嬌。