見事差し切った!

東野圭吾直木賞受賞。先に書いた予想がいい方に外れて良かった。
これで2005年度ミステリ賞レース完全制覇+通算4人目のミステリ三冠王。今後当分の間は、これだけの実績を残せるミステリ作家は出ないだろうなあ。
ニュースの中の、

直木賞選考委員の阿刀田高さんは、東野作品について「人間が描かれているかどうかについて激しい議論になった。しかし、特徴的なトリックを上手に作品化し、推理小説として優れている。完成度も高い」と話した。

というくだりを見て、8割の人が同じ状況を想像したものと思われる。
ところで、選考委員「菊治の中の人」と東野圭吾作品との因縁って実際にあっただろうか。あるいは、「菊治の中の人」のせいで受賞できなかった作品とか。