マレー半島すちゃらか随想(3)〜今すぐ役立つ実用会話講座〜

バラエティ豊かな国籍のメンバーが集った場で何をするか。もう一つは、「○○って××語で何て言うの?」話である。
定番は「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「おやすみ」そして數の数え方。これぐらいはどこでもある話。
今回やけに聞かれたのは、「cuteな女の子に対して何て言い方をする?」「逆にgood guyだったら?」。もちろん「かわいい」「かっこいい」に対応する。
それとよく聞かれたのは「"I love you"は?」。飲み会の場では、あちこちで「あいしてる」「サランヘヨ」「我愛イ尓」という言葉が飛び交っていた。トレーニングコーチチームのメンバーであるシンガポールの人は、飲み会の時に数カ国語の"I love you"をマスターしてやるぐらいの勢いで聞き回っていた。隣で韓国の女性にも聞いていたのをつかまえて、彼に「トレーニングチームのリーダー(韓国から来た二児の母)に『サランヘヨ』って言うつもりですか?」と言ってみたら、彼はそのままリーダーの所に試しに行ったので一同大笑い。実験台にされた彼女は苦笑しながら"I got it!"と言っていたので、どうやらちゃんと通じたらしい。
ちなみに、せっかくだからネタでも教えようと、アントニオ猪木の「元気ですかー!」を教えようと思って、「最高ですかー!」を教えてしまい、あっという間に広まってしまったことは秘密である。