ミステリ経験値・おまけ

みすらぼ効果でいろいろな場所で言及していただいている。ありがとうございます。それを踏まえて補足。
その1。「経験値」なので、ミステリ読書年数にほぼ比例すると思われる。年代的に、ごく最近ミステリを読み始めた人は絶対にリアルタイムでは知らない項目もある。ここ数年で本格的に読み始めた人ならば、10個台前半が平均的ではないかと思う。それと、「読了冊数」という最も分かりやすい要素が入っていないこともお忘れなく。
そもそも、「『メフィスト』をリアルタイムで読んでいました」という話が、今で言う「『幻影城』をリアルタイムで読んでました」というのと同じぐらいに「すげー!」と言われる日が来てもおかしくない。経験値は放っておいても上がる。
その2。それゆえ、半分の25個というのは「平均的ミステリ読みの値」ではない。ちゃんと統計的にデータを取らないと詳しいことは分からないが、半分を超えたら「ベテランのミステリ読み」か「濃い人」にあてはまりそうな印象を受ける。
これも主観的なイメージ*1だが、「ポイント=ドラクエ3のレベル」が意外と合っているような気がする。8ぐらいで安定して敵が倒せるようになってアリアハンを出て、17ぐらいで船をゲットしていろんな場所へ打って出て、20を過ぎれば転職が可能ないっぱしのレベルとなり、30まで行けばバラモスを倒せるぞ、40過ぎれば呪文はすべて覚えてあとは……、という感じ。

*1:かつ古い話で申し訳ない。