たまにはこんな話も書いてみる。

今や正統派グラビアから着エロまで山ほど「グラビアアイドル」がいるわけだが、グラビアアイドル上位の人と着エロでなんとか勝負している人とでは、いかんともしがたい明確な「差」がある。具体的にどこかと言われれば印象論でしか語れないのだが、それこそ水着なしでもどきっとさせる写真が撮れる人もいれば、「あー、やっぱここまでしないと勝負にならんなー」というのが分かってしまう人もいる。
この「越えられない壁」というのが、映像になるともっとはっきり出てくる。写真ではある程度きれいに写らせることができたとしても、テレビとかDVDで動く姿を見るとどうにもぱっとしない、というのはままあること。そして最終的に芸能界で生き残っていくためには、映像なり舞台なりでの動く姿が映えないと難しい。ちょっとかわいかったり美人だったりスタイルがいい女の子は世間にたくさんいるんだろうが、芸能界で生き残るだけの条件を備えている人はごくわずか、という現実が見える*1
ここで面白いのが、おそらく芸能界のヒエラルキーとしては着エロアイドルのそのまた下に来るであろう、AV女優という存在。やはり同様にグラビアアイドルとAV女優の間にはいかんともしがたい明確な「差」があるのは否めない。ただ、AV女優は「動く姿」で勝負することになるため、トップのAV女優は並のグラビアアイドルよりもテレビに出ると映える、という逆転現象が起こることもあるのだ。飯島愛の例はちょっと微妙だが、及川奈央とか蒼井そらとか夏目ナナとかが「脱ぎなし」で時々地上波に出てくるというのがその例になるのかも。
てなわけで何一つ話はまとまりませんが、ちょっとお金を積んだとかプロデューサーとどうかしたとかいうだけでは芸能界で生き残れないよねえ、ということで。

*1:これは男性タレントでもしかり。ジャニーズからデビューしたアイドルはたくさんいるが、全員が全員芸能界で生き残っているわけではない。グラビアという市場がない分、女性タレント以上に「ちょっと顔がいい」程度では生き残れないのかもしれない。