まだまだ語るよスウィングガールズ

  • この本ではメインメンバー5人の写真が出ているが、撮影終了後なので髪型などがふだんに戻っている。友子のおさげがなくなって、良江がストレートになって、香織が眼鏡を外して、直美が「麗子像」じゃなくなって、拓雄がくりくり頭じゃない。こうして見ると髪型一つでがらっと雰囲気が変わるもんだなあ。メイキング等を見ると、「わざとどんくさく見えるように」髪型にこだわったと書いてあったが、その狙いが見事的中していたわけだ。
  • メインメンバー5人以外は、担当楽器はほぼ全員触ったことがある人ばかりだったのね。
  • ビッグバンド経験者として気になるのが演奏時の配置。リード(1番)ラッパとリードボントロが向かって一番右端というのはちょっと異例。ラッパもボントロも、向かって左から2番、リード、3番、4番と配置して、ラッパ・ボントロ・サックスの各パートのリードが縦にそろうようにするのが通常の配置。映画の演出上、良江(たぶん4番)と香織(たぶん3番)を左端に置くことにしたからなんだろうか。
  • てっきりNew Sounds in Brass*1の最新版に「スウィングガールズ・メドレー」が入っていると思ったが、違っていた。吹奏楽向けのアレンジもしやすいはずだし、来年あたり入るのかな。おおかたM8*2にはもう譜面があるんだろうけど。

*1:毎年一回発売される、吹奏楽向けポップスアレンジ曲集。いいアレンジの曲がたくさんあるので、吹奏楽をやっている人間ならば絶対お世話になる曲集。たいてい毎年1曲か2曲、ジャズナンバーのアレンジがある。「カウント・ベイシー・メドレー」とか「スペイン」とか、あなどりがたい選曲多し。

*2:ミュージック・エイト社という譜面制作販売会社の譜面のこと。流行りの曲の吹奏楽アレンジの譜面がすぐに発売されるのだが、そのアレンジはほとんどイケてないという痛しかゆしの譜面。