江戸川乱歩と大衆の20世紀展

そのまま東武の10階の催事場へ。貼雑年譜やデビュー作「二銭銅貨」の草稿など見ごたえのあるものはいろいろあったが、個人的に見られて良かったのが仁木悦子が乱歩宛てに送った礼状。おそらく「霧の会」のゲストとして乱歩を呼んだ際のものだろう。達筆かつ誠意のこもった文章になぜか感激した。この手紙の内容がどこかで活字に起こされているのを見た記憶がある、とのぶさんが言っていたが、さて。
あと、出口の売店で、例の三十万の貼雑年譜が売られていたが、最終日までに売れるのだろうか。