本尽くしのオフ

今日は珠さん歓迎オフ。まずは0次会として東京国際ブックフェア2004へ。りんかい線大井町駅で幹事のじゅびさん以下皆さまと待ち合わせ、会場の東京ビッグサイトへ。
主に出版社や書店といった出版関係者のためのフェアなのだが、一般読者も入場できる*1。そして、出版社のブースでは定価の2割引で本が購入できる。
会場に入るとかなりの混雑。出版社のブースを中心にあちこち回る。会場内では、光文社のブースでサイン会をしている横山秀夫さんと、マガジンハウスのブースでトークショーをしていた乙武洋匡さんと、会場内を歩いていた筑摩書房の名物編集者・松田哲夫さんを見かける。待ち合わせ時間までじっくりと見て回ったが、結局の所買ったのは、河出書房新社のブースで買った以下の3冊のみ。

その後ビッグサイト内の喫茶店で休憩した後、高円寺へ移動。
高円寺でも古本屋をあちこち回る。この辺はMYSCON5の日にひでさんと回っているが、評判通り面白い古本屋が多い。数軒回って買ったのはこちら。

友野健司さんの行きつけだという喫茶店で一休みした後、いよいよ今日のメイン会場、古本酒場コクテイルへ。友野さんの手配で貸し切りにさせていただき、カウンターをぐるりと囲んで宴会開始。
何といってもマスターが用意してくれた料理のおいしかったこと! 詳しい献立はこちらに友野さんがまとめてくれてあるが、お店のメニューに加え、北森鴻『花の下にて春死なむ』で香菜里屋のマスター・工藤が出した料理を作ってくれたというのがうれしい。さらにわざわざグルテン衣のエビ天ぷら*2まで出していただき、料理を満喫した。寡黙なコクテイルのマスターが、香菜里屋の工藤に重なった人は私だけではないと思う。改めてお店にお邪魔したい、と思う。
一方でメンバーはカウンター越しながら話が弾む。そしてオフ会企画は「出会いと別れ」というテーマで本の交換会。今回は交換本予想の企画もあったが、全員かなり頭をひねって本を選び、ことごとく定番を外しにかかったので誰も当たらず。くじ引きで交換相手を決めた後、既に読了している本を再交換するなどして、最終的に私の手元に来たのは以下の本。

おいしいお酒においしい料理、落ち着く店の雰囲気とそろい、話は大いに盛り上がる。のぶさんのマジックに番長ゲームといつものメニューをはさみながら、終電の時間が近くなってお開き。
幹事のじゅびさん、お店の手配担当の友野さん、そしてコクテイルのマスター、どうもありがとうございました。

*1:ダフ屋が出ていたのに驚いた。

*2:同じく北森鴻『メイン・ディッシュ』を読まれたし。