甲子園の力を感じたとき

シリーズ第5戦、その前の2回の登板でいい所がなかった安藤が登板。監督曰く、安藤の名前がコールされたときに場内が微妙な反応を返したらしいが、シーズン中の勢いそのままに出口、川崎と簡単に抑えて甲子園が沸く。
その後の井口に対して、慎重になって0-3となったとき、ダイエーファンへの応援をかき消して、「頑張れ、頑張れ、安藤!」の声援が聞こえた。結局井口にはそのまま四球を出し降板したが、一抹の不安を残しながら投げていた安藤にとっては心強い声援だったと思うし、「ああ、甲子園のファンっていいなあ」と思った。
ただ、第4戦に赤星の盗塁をめぐって王監督が抗議した時、「帰れ!」コールが起こったのは正直残念だった。