出典だけ示して

9/28の日記(id:tomo-s:20030928#p2)でネタにしたのは、松本清張『随筆 黒い手帖』である。この本は葉山響さんに掲示板で教えていただいて読んだ。それこそ「本格の天敵」と見なされることの多い社会派推理の総本山ともいうべき松本清張が、どのようなミステリー観を持っていたのかが分かっていろんな意味で興味深い。
牧人さんのところ(id:makito)でやっている話を不用意に錯綜させてしまったので、出典を明示しておく。ここから前に書いた「社会派vs本格」図式の話につなげられたらとは思っているが、まとまるかどうか分からないのでひとまず構想のみ。