原監督辞任

原采配の良し悪しについては詳しく分からないので評価はしない。確実に言えるのは、ナベツネの「3連敗したら白紙」発言が今回のゴタゴタの引き金を引いたということだ。ご本人はその辺の自覚があるんだろうか。
それにしても、フロントと監督がもめたり、オーナーがいらんことを言って怒って監督が辞めたり、というあたりは、まるで数年前の阪神を見るようで他人事に思えない。
『Number』に載った阪神・久万オーナーの手記を見ると、96〜98年あたりに観客動員数の低迷から経営が悪化し身売りの噂が飛び交った時に、本気で外から監督を連れてこなければいかんと思い、98年オフの野村招聘を実現したという。巨人も三年連続Bクラスぐらいの経験でもしないと、フロント(というよりナベツネ)も考えを変えないんじゃないだろうか。