2007年度上半期購入本お蔵出し:(3)職場のコミュニケーション

打って変わって今度はビジネス書を。ミステリ以上にこういう本が目に付くようになって久しいなあ。

  1. アービンジャー・インスティチュート(門田美鈴訳)『2日で人生が変わる「箱」の法則祥伝社
  2. 大串亜由美『アサーティブ??「自己主張」の技術PHP新書
  3. 松崎一葉『もし部下がうつになったら』ディスカヴァー携書
  4. R・フィッシャー&W・ユーリー(金山宣夫・浅井和子訳)『ハーバード流交渉術』知的生きかた文庫
  5. W・ユーリー(斎藤精一郎訳)『決定版 ハーバード流“NO”と言わせない交渉術』知的生きかた文庫

1はdainさんの紹介より。同じくこの方の書評で知った『自分の小さな「箱」から脱出する方法』の続編に当たる。いずれゆっくり紹介したいと思っているが、このシリーズは「人との接し方」ということについてなにがしかの悩みを持っているならばきっと多くのヒントが得られるはず。ただし読むならば、パレスチナ問題という大上段の話が変に鼻に付くよう感じてしまいかねない「2作目」をいきなり読むのではなく、生活や仕事上の問題に焦点を絞った「1作目」から読む方がいいかもしれない。
2はチームメンバーとのコミュニケーションの取り方について考えていた時に本屋の店頭で手に取った本。定期的に読み直して、自分のコミュニケーションのあり方を振り返らないと。3はまたまたdainさんの紹介より。まさしく「部下が『うつ』になった時」のための心構えとして手元に置いておくべき本。この本の内容自体は一般的な対応の説明にとどまっており、どんなシチュエーションでもこれで解決とはいかないのだろうが、最低限の一般論を押さえておかないと個別対応ができないのもまた事実。
4と5は交渉術の古典(らしい)。相手先をこれで打ち負かそうというのではなく、交渉事をスムーズに進めるための基本原則として読んでおかないと。どちらかといえば口下手でとっさの機転が利かない私なので、こういうスキルも意識的に育てなくては。