ブランド品を買いあさるよりかは出費が少ないんだからいいじゃないか。
- 青木栄一『鉄道忌避伝説の謎−汽車が来た町、来なかった町』吉川弘文館
- 石上三登志『名探偵たちのユートピア』東京創元社
- 織田隼人『モテるコンサルティング戦略』PHP研究所
- D・カー(井上一夫訳)『盲目の理髪師(新版)』創元推理文庫
- 菊池直恵/横見浩彦『鉄子の旅(6)』小学館IKKI COMIX
- 田中芳樹『銀河英雄伝説1 黎明編』創元SF文庫
- 田中芳樹(原作)/垣野内成美(漫画)『薬師寺涼子の怪奇事件簿7 クレオパトラの葬送(後編)』講談社マガジンZKC
- 戸板康二『中村雅楽探偵全集1 團十郎切腹事件』創元推理文庫
- 野田智義・金井壽宏『リーダーシップの旅』光文社新書
- 法月綸太郎『法月綸太郎ミステリー塾 日本編 名探偵はなぜ時代から逃れられないのか』講談社
- 法月綸太郎『法月綸太郎ミステリー塾 海外編 複雑な殺人芸術』講談社
- 若島正『殺しの時間−乱視読者のミステリ散歩』バジリコ
創元の3冊は一昨日客先からの帰りに駅ナカ本屋で購入。漫画2冊は同じく昨日駅ナカ本屋で購入。残りは全部今日購入。
順番に行きましょう。1は版元を見れば分かる通りジャンルとしては「歴史学」の本。私の鉄道趣味が歴史方面に分岐しているのは間違いなく宮脇俊三の影響。2は『ミステリーズ!』連載の海外ミステリ評論が一冊にまとまったもの。ホームズ論のあたりは気になっている。
3はまあ、こういうのに手が出る状況だというのも事実だが、「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」での紹介につられて購入。「成果が出るのに一ヶ月くらいかかる」か……(笑)。4は、コメディ好きの私はずっと気になっていて、旧版は一応手元にあるのだが長らく積みっぱなしの状況だったが、編集の手を加えた新版が刊行されたので購入。5はこれにて完結編。って、アニメ化っすか!?
6は、実は読んでいなかったんですよ。というわけで、同じく「私が知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」から「田中芳樹の作品は、読む順番があるらしい」を参考に注意しつつ読むこととする。7はおなじみお涼もの。原作の方はもう追いかけていないが、マンガの方は垣野内成美のイラスト目当てでついつい買い続けている。
そして……最初の噂を聞いてからはや5年以上、「今度の●月に出ます」という情報を聞いては刊行が延びること数回、ついに出た雅楽全集=8! 各種のあとがきや書誌情報の充実ぶりはさすが日下三蔵さんという仕事ぶり。新小川町の方に三跪九叩頭しつつ、どうか「2巻で中絶」ということのないようさらに祈る。で、戸板康二の雅楽物は、世に言う「過去の名作」に良くあるように、今読むと「……そんなに面白い?」という部分が往々にしてある。そのため創元版全集の書評と並行して、「味わい方」みたいなものも書いておこうかと考えている。
9は仕事系。10、11、12は評論・書評系買いまくりキャンペーンの一環。『乱視読者の帰還』は未読なのだが読んでおいた方がいいかしらん。