悔しい!

結局今日も中継を家で見ることはかなわず。Yahoo!の実況に一喜一憂しながら終戦
優勝の時に道頓堀にカーネルサンダースの代わりに何か投げ込んだんじゃないか。何かの呪いとでも思わないとやってられないぐらいの豹変ぶり。でもここは素直にマリーンズの栄誉を讚えましょう。
来季への課題。やはり次の世代を担う活きのいい若手だろう。今年の阪神は最近のプロ野球界では珍しいぐらい故障による離脱が少なく、開幕からほとんど固定したメンバーで闘えた。ある意味それが優勝の一因だった。しかし改めてメンバーを見ると、引退までカウントダウンと言わざるを得ないベテランぞろいになってしまった。金本しかり矢野しかり、下柳しかり桧山しかり片岡しかり。まだ投手陣は杉山や久保田、江草にハシケンに桟原と若手がしっかり出てきているが、野手陣はなまじレギュラーが固定されてしまっているだけにその次の世代が予想以上に薄く感じる。
マリーンズは対戦相手や選手の調子に応じて柔軟にスタメンを変えるのが特色だが、逆に言えばスタメンを戦略的に変えられるだけの選手層の厚さがある、ということになる。2003年の阪神も、実はシーズン中盤からケガ人続出の満身創痍のありさ*1だったが、その穴を十分補えるほどの控えの厚み*2があった。連覇を目指すなら、野手のレベルの底上げは必須だろう。
どうかどうか、暗黒時代の再来の予兆と言われないように……。

*1:濱中に始まり、矢野、桧山、今岡、片岡、ムーア...

*2:沖原、秀太、野口、広澤、久保田、石毛、早川、中村豊...