札幌移転前に

霧雨煙る中、院の先輩と千葉マリンスタジアム千葉ロッテ日本ハム戦を見に行く。一日遅れのリポート。
どういうわけでこのカードを見に行ったかといえば、内輪の理由はいろいろあるのだが、とりあえず野球ファン同士で安く野球を見に行こうというコンセプトだと思っていただければ。

待ち合わせていた幕張本郷からバスに乗り、やたら開けたところにポンと建つマリンスタジアムへ。本降りになるのを警戒して、予定を変更して屋根のある三塁側内野席に陣取る。
見渡すとやはりガラガラではあるのだが、ライトスタンドだけはマリーンズの応援団でびっしり。ホームゲームで、なおかつマリンスタジアムの外野席は他球場より段数が少ないことを差し引いてもこれは驚きだった。そしてマリーンズの応援もなかなか凝っていて面白かった。特に福浦の応援歌、あれはよくできていてかっこいい。

ただし今日のカードでどちらに肩入れするかといえばやはり日ハム。わがタイガースは片岡に下柳に野口に中村豊と日ハム出身選手にはお世話になりっぱなしだし、トレードで行った坪井が活躍中なのだから。この日は坪井と一緒に日ハムに行った伊達も中継ぎで登板し、「みんな頑張ってるのお」と懐かしい気分に。
坪井の応援で、阪神時代のファンファーレをそのまま使っていたのに喜ぶ。さらに、♪PL〜青学〜東芝阪神つ〜ぼ〜い〜〜、と「バージョンアップ」されているのを聞いてさらに喜ぶ。こっちは日ハム時代のものを引き継いだ片岡のファンファーレに妙な歌詞を付けてしまったのに(笑)。

試合の方は、日ハムの守り勝ち、というよりはロッテのチョンボがやたらと目についた。ゲッツー処理時のエラーで1点、バッテリーエラーで1点と無駄な点を与えたのが致命傷になり、打つ方は小坂のホームランというそう簡単には見られないものを見せてもらったが、3併殺の拙攻。8回裏のチャンスであっさり併殺に打ち取られたときはライトスタンドから強烈なブーイングが出ていたほど。日ハムの方がそれなりに堅実な野球をしていただけに、ロッテのまずさが妙に目についてしまった。素人見ではあるがロッテの打順の組み方も何だかちぐはぐな印象を受けたし。うーむ。

やっぱり野球は生で見ると楽しい。何よりも、自分が応援しているチームが出ていない試合だと実に気楽に観戦できるのがいい(笑)。